英国の美容師のケビンが来日したので、
先週仕事終わりに通訳代わりのかあちゃんと
いっしょに新宿へ、、、

久しぶりの再会だったので、結構いろんなことを話しました。

まぁ、、美容師の仕事についてが多かったんですけどね。

ケビンのお店は、ロンドンからそう離れてない場所にあります。
そこに18000ユーロでお店を始めたのが4年前。
日本円にすると300万弱ですから、日本でサロンをオー
プンする数分の1程度で出しちゃったわけですね。

ほとんど手作りで業者に頼んでないこともありますが、、

安いな~~(笑

以前フィリピンの美容師さんとのやり取りで、
手作りでお店を出す人が多いと感じていましたが、
海外では少ない資金でサロンをオープンさせるのが
当たり前のようですね。

で、そんな安くオープンさせた店の
カット料金が、100ポンド、、、
日本円で¥14000位。
ケビン曰く
「以前勤めていたサロンは120ポンドだったから
ちょっとリーズナブルに設定した」と・・・・。

えっ!!
安いの?

日本では¥1000なんてところもあるんだよ・・・と
言ったら、、死ぬほど驚いてましたね。

で、話は日本の美容師の働いている状況へと・・・。

休みは少ない。週一日、月二日なんてところもよくあるし
社会保険に加入しているところは全体の25%程度、、
しかもその加入しているところもの幹部のみの加入だったりと、
滅茶苦茶。

休憩なんてあってないようなもの、、有給は基本無し、長期
休暇はないところも多いし、あっても1週間程。
長時間の勤務が当たり前で、サービス残業なんてのも毎度のこと、
ボーナスも出なくて、給料はとっても安い。
などなど、、

ケビンは、目をまん丸にしてドン引きしてました。(笑

なんで? なんで?
と言われても一から説明するのも面倒だったので
経営者が悪いし、それを許してる美容師が悪いと掻い摘んで
説明したけど、、彼は、イギリスの美容室事情とはすべてが
かけ離れていて理解できないようでしたね。

今回彼は、長期休暇を20日も取って日本に来たわけだけど、
今まで行ったどこの国の美容師でも、給与の差はあれど、
日本みたく厳しい条件で働いてる人にあったことがないと言って
ました。

そんな風に言われる日本の美容師と美容業界・・・どうなのよ?
というのが私が今ホントに感じてる疑問です。

若かりし頃、美容師の仕事ってそういうもんだって思ってたから
気にしなかったけど、

なんかおかしくない?

と思い始めたのが10年前です。

日本の美容師さん達は、おかしいと思わないんですかね?

確かに美容界の先人達が作った徒弟制度は技術を極めていく
上で必要だったでしょうし、そのおかげでアジアでは日本の
美容技術の高さは卓越していると思いますよ。
そこは誇りに思います。

でも、ここまでブラックにしなきゃいけない理由ってなに?

お客さんに喜んで頂いて、技術を学ぶためっていうのとは、
何か違うんじゃないかと思わないのかな?
日本の美容師さん達よ!?

ここまでしなきゃ仕事ができないし、生活ができないし、
技術が身につかないんだったら、英国や米国とか他の国の美容
師は、何故成り立ってるの?

給料も安い、拘束時間も長い、貯金もない。
そんな仕事に『美容が好きだから』って理由でしがみついてて、
仕事に誇りが持てるのかな?

はっきり言いますね。
日本の美容業界は狂っています。(特に安売り店のサロン)
働きすぎの日本人に、「働きすぎじゃない」と言われる美容師って何?
普通じゃないよね。
普通じゃないから、若い子たちが辞めていくんです。
そんなんでこの業界の将来はあるんですかね?

そんな事を結構前から考えているんですけど、、、
私は、美容師って仕事が好きで、お客さんと話すことも好きで、
お客さんに感謝されるのも好きで、こんなに素敵な仕事ってないと
思ってるんです。

好きだからこそ、この仕事に誇りをもってるからこそ、私は美容
業界がもっとマシな業界に変わっていって欲しいと思っています。

福利厚生をしっかりして、そして自由に働ける職場をつくるべき
だとホントに思ってるんです。

けど、現実、スタッフをこき使ってオーナーだけが儲けてる、、
なんてところが多い・・・この大きな流れを止めることは困難
だとも思っています。

が、小さい一歩かもしれません。
業界が少しでも変わればと、ユニティでは社会保険も該当者すべて
に入ってもらってますし、週休2日(週休3日のスタッフもいます)
も実施しています。
また、終業時間も早いお店は18時、、遅くても19時30分には
帰れるようにしています。(若干残業はありますが・・)

そうは言っても、まだまだ道半ば、、
ケビンの様な店の環境は作れていませんので、
これから挑戦していくことは山ほどあると思いますが、、、、
こんな経営者がいてもいいんじゃないですかね。
ダメですか(笑

最後に、美容業界の経営者さんや現場の美容師さん達に喧嘩売って
るわけじゃないので、そこのところはご了承くださいね。

では、また。

時間があったら、、続きを書きますね。